【Evorution 1985〜1999】
特徴
ショベルの欠点を克服したエンジンで、オイル漏れ、耐久性等が飛躍的に進歩したエンジンです。何と言っても信頼性がTC88と同じくらいに良くなりました。オイル漏れはパッキン劣化以外は殆ど無くなりました。初めてHarley-Davidsonをお求めになるならEVOはお勧めの1台ですよ。でも国内では玉数か非常に少ないです。これは免許制度が厳しい時代のエンジンで国内販売台数も少ない為です。
EVOは、なんと言っても振動がある!鼓動感があります。これは110km/hまでの話でそれ以上になると振動で手がしびれます。
それと点火時期とキャブを調整すると綺麗な三拍子を奏でることが出来ます。信頼性、振動、三拍子の3点が今でも人気の衰えを見せない大きな原因でしょう。
100km/hくらいで高速を流しているとEVOもまた楽しい一台ですよ。でも私は始めて購入した1993年EVOのFXSTCと2001年に購入したTC88 FLSTFと乗り比べたのですが、高速で100km/hまでなら違いが大きくは感じませんよ。
ただそれ以上の高回転域でのクルージングはTC88に軍配が上がります。でもどちらもそれ以上で走っても楽しくないですよ。まずポジションが風の抵抗を思いっきり受けて国産リッターバイクとは比になりません。つらいです。
2001年にディラーへ数年ぶりに行き、TC88になっていること初めてを知りました。「店の方が速くなった。」とのセールストークを鵜呑みにし購入しましたが、ゼロヨンを乗り手を交代してTC88 vs EVOと行いましたが、結論 全く同じでした(^_^;)
Harley-Davidsonは速い遅いってレベルでは語れないバイクです。同じ土俵でしたら国産リッターバイクにはかないませんよ。
人気はソフテイルモデルが一番人気です。FLSTF、FLSTC,FXSTCは常に人気モデルです。特にFLSTS ヘリテイジスプリンガーは1997〜1999年の3年しか生産していなくって、今ではプレミア価格で250万円を軽く超えた価格で取引されています。
乗り味
EVOとTC88は非常に似た乗り味です。ナックル、パンはメカノイズが多いですが、ショベルまでのエンジンはアナログ感があり、EVOからはデジタル化したエンジンの乗り味です。一発一発の鼓動は確実に感じるエンジンです。
始動性
このモデルからはセルのみでキックを付けておられる方は非常に少ないです。5速になり、キックを取り付けるとチョットイビツな感じになってしまいます。
通常ではTC88と同じくチョークを引っ張り、セルを回す前にアクセルを3回ほど空回しをしてから、セルで始動です。決して難しいものではありません。
コーナーリング特性
ソフテイルモデルとダイナモデルでは全く違った特性があります。
ソフテイルモデルはデザイン重視でリジッドフレームのようなショック付きフレームです。その為にコーナーリングはダイナモデルに軍配が上がります。
特に峠を攻めなくても、単に車線変更の際にも、ヒラヒラ感で軽い操縦性がダイナモデルの特性です。
これはフロントのキャスター角とリアのショックが普通のバイクの設計から来ています。
でも、コーナーリングがどうのこうのって関係ないのがHarley-Davidsonです。
なんと言ってもカッコ良い!これに尽きます。ご自分の気に入ったモデルを購入するのが一番です。
ソフテイルモデルは決して乗りにくいレベルでは決してありません。ダイナモデルと比べると、ややコーナーリングは苦手かな?ってレベルです。どのモデルもアメリカ大陸生まれのHarley-Davidsonは直線をいかに楽しく楽に走れるか?をコンセプトに作られたバイクです。決してサーキットを走るのには適してはいませんよ。